20歳になったら

 

 

突然ですが、私には兄弟がいません。

 

 

 

 

 

 

 

 

おもろい父と母と3人で家を出るまで過ごしてきました。

超絶普通の家庭で、多分他の家と違うところはカラオケによく連れてかれてたところくらい。

 

そのおかげで今も歌が多分大好き。

昔のカラオケはデンモクなんかなくてクソ分厚い本から頑張って探したものです。

(今調べたら2000年くらいまで分厚い本だったらしい。私2歳の時のカラオケの記憶が残ってるんですね、すごい。)

 

エイリアンが採点するゲームがあって、

父が歌った後に、エイリアンが「いい歌声だ。我々の星へ連れて帰る」的なことを言って大泣きしたのも覚えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話はそれたんですが、兄弟も姉妹もいなくて、私はずっとずっと周りの子達が羨ましかった。

 

兄と喧嘩したーって泣きながら学校来た友達も、妹に宿題破られた友達も、

本人たちからしたらうぜーなんでしょうが、私はそーゆーのが羨ましくてしょうがなかった。

 

 

 

だから、小学校3年生の時に家族ぐるみでずっーと付き合いがある幼馴染の家族に赤ちゃんが来た時めちゃくちゃ嬉しくて、妹ができた!ついに!と舞い踊ったもんです。

 

 

 

しかもその子は今高校生。私と同じように軽音楽部に入って、ギターを弾いて、私が出てるようなライブハウスにも出てるみたいで。

そりゃ、嬉しいよね。だって妹だもん。

私は初めて抱っこした時のことも、一緒にお使いに行って歩けないって言われたから抱っこして帰ったことも、旅行に行った時に大型犬に飛びつかれて尻餅ついて泣きじゃくってたことも、海で遊んだ時に投げ飛ばしたことも、私が海でエイに刺されたせいでしばらく海に入らなかったトラウマを植え付けてしまったことも(ほんとごめん)全部全部覚えています。

 

 

 

その子が音楽やってるんだもん

こんなに嬉しくて素敵なことはないし、

そりゃなんか大会出てたら投票しちゃうよね。インターネットでぽちぽちやっちゃうよね。

 

演奏の動画がYouTubeに上がってたらみちゃうよね。高評価も押しちゃうよ。そりゃそうだもん。ジミヘンよりギターうめえもん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うちのベースのがっちんはお兄ちゃんがベースをやっていたから始めたそうで。

友達バンドの子もお兄ちゃんがドラムだから自分はベースやってるそうで。

たまにTwitterで流れてくる兄弟で対バンみたいな告知とか超羨ましい。

 

 

どんな感覚なんだろう?

自分と同じ顔のやつがもう1人家にいるって面白くない?

 

 

 

 

 

 

 

私の周りは家庭環境複雑マンが多くて、

血の繋がってない兄も妹もめちゃくちゃみてきました。でもみんな何も気にせずに普通に過ごしているんよ。家族っていいよね、てか血とかつながりってマジどーでもいいよね。

 

 

 

 

家族といえば、今日暇すぎてみてた、ぼっちざろっく(遅)でバンドのことを「友達とか恋人を超越した第二の家族」と表現しておりました。

 

 

 

 

 

 

そーゆーもんなんよ、血のつながりとかってどーでもいーよね。

だから私には血が繋がってない妹がいる。それでいいんです。

 

 

 

いつか20歳になったら飲みにでも連れていきたいね。音楽に出会ってくれてありがとう!!