懺悔

 

 

虫を殺した

 

 

虫嫌いだから、私は見かけたら速攻で殺るんですけども。今日洗濯物干してた時に目があったでっけー蜘蛛になんか情が湧いた話を書こうと思います。

 

 

 

小さい頃は虫全然平気で、むしろ手づかみして女の子追いかけ回す女の子でした(クズ)

私は生き物全般大好きで、犬とか猫とかはもちろん、動物園に開園から閉園までいれるくらい好きです。動物アレルギーなんですけどね。

 

 

 

 

だから、虫も好きでした

小学校の頃、蚕を家に持ち帰って飼ってた(お母さんごめん)

 

ただ前のブログにも書いたんだけど蜂だけはほんとにダメでして。幼稚園の頃に蜂の巣を叩いたみのるくんが鼻を刺されるのを目の前で目撃してから蜂の鼻の音がするだけで背筋がゾッとするようになりました。

中学校の時の授業中に蜂が入ってきて私教室から叫びながら走って出て行って、先生に怒られまくるみたいな。小学校の時友達の帽子に蜂が止まってるの見て呼吸の仕方忘れたりとか。

 

まあ、こんなになるのは蜂だけなんだけど

虫全般がダメになったのは多分大人になってからかな。

 

 

 

 

今の家は目の前に山があるので虫が死ぬほど遊びにきます。

虫見るだけで殺意がグーって上がるあの感覚、絶対に殺さないといけないっていう固定概念のもと、私は見かけるたびに虫を殺してきました。

 

 

ほんで今日の話。

でかすぎる蜘蛛が洗濯物を干してる私と目があって、私は洗濯物干す時常備してる虫撃退スプレーを噴射して、家の中に逃げた。しばらく窓越しに蜘蛛がどうなったか見てたんですけど、蜘蛛はもがいてもがいて逃げようとしてました

私はまだ生きてやがると思ってもう一回スプレーを噴射してトドメを刺した。

 

 

 

蜘蛛は、もがいてもがいて、静かに動きが止まってベランダの真ん中で死んだ

 

もがいてるのを見てる途中、段々と心が締め付けられてきました。彼(蜘蛛)が私に何をしたって言うんだろうか。ただ彼は物干し竿の上を歩いていただけなのに。ただ必死に歩いていただけなのに急に毒を吹きかけられて苦しんで死んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あああああああああああ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

彼にだって家族がいたかもしれないのに!!

彼にだって愛する彼女がいたかもしれないのに!!!私はなんてことを!!殺してしまった!!ごめんなさい!ごめんなさい!!

 

ただひたすら生きたかっただけなのかもしれない!!歩いていただけで殺されるなんてそんなこと許されるんか!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

って狂ったように考えて泣いた

なんだか情緒が終わっています。

でも所詮虫は虫。私はお前が嫌い。

 

お前らには感情なんかないよな

何をしたって問題ないだろなんて悪魔みたいな考えをしてしまったことも懺悔

 

 

 

 

 

音楽と関係のない虫の話でした。