Music Videoを見てくれたみんなへ
ナナです。
まずは、私たちThe Vapesの曲、「M-16」のMVを見てくれてありがとう。
日々増えていく再生回数とDM、コメント全てに元気付けられています。
この曲がNirvanaのパクリだと言われることが増えてきているので、今回ブログで私があの曲を作った意思を描こうと思います。
まず、そもそもどこがパクリって言われているんだろう?って話なんだけども。
コード進行?曲のキー?私のギター?歌い方?
パクったっていうと聞こえ悪いけどさ。
私的にはこの曲で、Nirvanaへの敬意とリスペクトを込めているので、全く問題がないと思ってる。
ただ、パクリって騒いでいるのは外国人の方が多いので、うまく伝わらなかったのかなと。
悪意を持って、わざとパクったわけではなく、
彼らの残した音楽に対して、私なりの愛で応えた曲なんです。
まあ、これを日本語で書いたところでどうにもならないんだけどさ。
あまりにも言われるんで。もう結構言われるんで。コメントでもDMでも外国のサイトでも言われるんで。
なんかチクチクしたのでブログで伝えた形になります。
そもそも、なんでこの曲を書こうと思ったのか?って話なんだけど。
高校生ぶりにNirvanaを聴いたら、テンションぶち上がって、カートコバーンへの愛が止まらなくなったので書いたってだけです。
曲書く理由なんてそんなもんでいいと思ってます。
私は狭い日本の小さいライブハウスで歌ってるまだまだちっぽけな存在なわけで。彼の作り出した曲を、仮に全部パクって私のです!って言い張っても、誰の心も動かせないことはわかってます。
聴いてくれたみんなが感じ取ってくれなかったのが悔しいのではなく、私がリスペクトを伝えられなかったのがミスです。
あれに似てる・これに似てるを気にしてたら
0から1を作り出すことは完全に不可能です。
でも、作る人の中でリスペクトがあるんだったら同じフレーズを使っても、同じ歌詞を使っても、同じメロを使っても良いのではないかと思ってます。
リスペクト、オマージュ、パクリ
この境界線って難しいよね。
ただ、何回も言うけど、私は彼らへの尊敬を持ってこの曲を書きました。
MVを制作するときも、監督さんからNirvanaへのリスペクトの表現(例えば、広場で寝っ転がってる私がジャケと同じ格好をしてるとかね。)を提案してもらったり、彼が死んでしまったことを良いとするMVは作りたくないので、最後4人で歩くシーンを入れたりと、Nirvana神様!!と言うのにしたくなかったので、私たちなりの音楽性と表現を入れています。
私は、これからも音楽へのリスペクトを持ってバンドを続けていきます。
だから、どうかThe Vapesの音楽へ対する意志をこの曲で感じ取って頂けたらと思います。
最後になりますが、この曲を作る過程でたくさんカートコバーンのインタビューを読み、たくさん彼らのCDを聴き、たくさん彼らのライブ映像を見ました。
やはり、死ぬのは美しくない。
そしてそんな彼を尊敬しながらも否定するべくこの曲を作りました。
彼がインタビューで冗談混じりで言った、持ち歩いている銃の名前。
「M-16」はきっと彼にとって死にたいの大きさだったのではないかと思います。
だから、私は全力で彼を愛して否定します。
次、彼がもし生まれたのなら、あの刺してくる目が輝きますように
ななでした。
MV、是非ともご覧ください。
最後まで読んでくれてありがとう。