ソラニン

 

 

 

死んだら音楽はできません

だから生きてます

 

ただ単純にそれだけの理由です

 

今のこの甘ったるい生活がなくなるのも

無個性な髪型にして日々を生きるのも

御免被ります

 

いつか、売れたら

いつか、音楽だけで生きていけたら

いつか、僕が普通の歌を歌うようになったら

いつか、君と結婚したら

いつか、僕が死んだら

 

 

たくさんのいつかと無数の選択が、

もうすぐ目の前に、広がっては手招きしてくる

こんな日常、どっかに捨てて

また一からどっかで人生をやり直すんだ

そしたら、また僕は音楽をやるんだろうな

 

泣きたくなるくらい脆いメンタルと

ぶっ壊れた喉

僕はもしかしたら歌うことができなくなる

話すこともできなくなる

声を出すという行為そのものができなくなる

 

 

もしそうなったら?

 

僕には何にも残らないじゃん

 

自分の人生から歌がなくなる恐怖と高校の時から戦って来ました

なんで音楽なんて好きになっちゃったんだろう

 

 

だらっとしたぬるま湯状態の日常と

七夕理論で約束した将来の話

 

爆音の銀河鉄道はまた今日も僕を迎えにきました。

幸せってのは難しいようでその辺にぽろっと落ちているもので

普通ってのは簡単なようで努力しないと勝ち取れないものであります。

素晴らしい世界はまだ見えません

普通の女の子のように生きていくことができません

不安で死にそうな時のロックンロールは

どんなものよりぶっ飛べる

 

 

 

でも、またそれで自分は天才じゃなくて

ただの憧れが強すぎる音楽好きな馬鹿だと気づくの。僕なりの自傷行為は、裏を返せば救いでしかないの

 

天才になれなかったから凡才の中で狂ってやろうと思った

大学にいる馬鹿には理解されたくなかった

大人なんかに屈したくなかった

天才なんかに負けたくなかった

ただ誰よりも普通を嫌って、自分は特別な存在だと本気で信じている22歳の女の子なんです

 

盗んだバイクでは走り出せなかったけど

とにかくもう世間として一括りにされるのは本当に気持ち悪かった

就職活動とやらをしたけど、履歴書ビリビリに破って捨てた

誰かと話合わせるために聞いた音楽はダサかった

 

 

 

 

 

 

 

 

私は色んな人から捨て置いて欲しかったのに

やっぱり色んな人の助けがないと生きていけなかった

 

私1人の歌じゃこんないい音楽はできなかったんだよ

 

 

 

このブログはゴミ箱だ

私の気持ちをただ書いていい場所だ

だからほんとに楽になれる

 

 

 

ぼくのCD、

いや、The VapesのCDがショップに置かれるんだよ

叶えるの遅くなってごめんよ

どうか僕の歌を聞いて、綺麗な思い出のまま

何もいじらないで置いておこうね

綺麗な思い出のままって残酷な言葉だね

一生会うことはないけど、私がテレビに出たら

私がフェスに出たら、私がメジャーデビューしたら、昔の2人を肯定できるねなんて

甘ったるいね

貸してくれたソラニンの漫画、久々に読み返したよ。返せなくてごめんね。

 

めんどくせーけど人生ってのは楽しいんじゃないかな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あしたも音楽を好きでいられますように

 

 

 

 

なな