喉から手が出るほど欲しいものがある
満員の野外フェス、地獄みてえな花道を歌いながら突き進むと地平線みたいになって見えない誰かすらも私の歌を歌ってる
この前そんな夢を見たんだよね。
よかった、実に。
そこまで迫ってきた、手を伸ばせば捕める幸福たちを見ないふりで無視してきた
たった一言、「バンドを解散しよう」って私が言えば私の歌と今まで生きてきた意味が消え去ってしまう。怖い。めちゃくちゃ怖い。
協調性なんて持ち合わせていない私がここでバンドを続けてきて、分かったことは天才には絶対勝てないってことと運だって実力だってことと、音楽はすぐに無くなるってこと。
私が喉から手が出るほど欲しいものを、手に入れてるくせにすぐに捨てる奴らが憎い
そーゆーやつらを天才と呼ぶんだろうな。
天才じゃないし、ドラマチックな生い立ちがあるわけでもないし、整形したって顔は良くならなかった
すぐに捨てるなら、その有名を私にくれよ
その可愛さ使わないなら、私にくれよ
ドラマにも、Aメロにも、キャッチコピーにもならない私の人生
ただ間違った選択をしてしまったなんて私は思わないのでタチが悪い
というか、私はこの道じゃなければ真っ当に生きることは不可能
少数派に魅力を感じてしまう人間なので、
左利きの人を真似てハサミで指を切ったこともある。これは馬鹿な話ですが。
信念も思想も邪魔しないでほしいから、
少ない人間が私を見つければそれでいい
でも、私は夢でみた地平線まで見えない場所でライブがしたい。
いつまでもアンダーグラウンドでいたい、でも私の歌が世界で1番だと言われて欲しい。
矛盾の中で、3年間答えはまだカケラも見つかっていないです
ただ、一つわかってることは歌い続けることは正解だと言うことかなと。12月、色々と待っていて欲しいなと思います。
また、ライブハウスで