決断

 

 

大人とか先生とか大嫌い

友達なんかいらない

恋人なんかもっといらない

学校なんて最悪で

毎晩1人で泣きながら物に当たってたような

馬鹿みたいにガキな頃があった

 

今思えば大したことない悩みも

当時の私には人生終わらせたいくらいの悩みで

もうどうしようもなく死にたくなってた

 

そんな時に出会えたブルーハーツっていうバンドは私の全てを変えてくれて私の光になってくれてギターを私に与えてくれた

私の心の奥底の言葉をヒロトが狂ったように歌うから、始めてライブ映像を見た時もうどうしようもなく涙が止まらなかった

 

14歳の時

ちっぽけなくせして心が終わって

ブルーハーツに出会った

 

15歳の誕生日

赤いストラトキャスターを買ってもらった

お年玉でオーバードライブを買った。

いまだにそのオーバードライブを使ってる

 

16歳の時

音楽がやりたくてバンドがやりたくて

高校の軽音楽部に入って

毎日バンドできて幸せな毎日を送るはずだったけど

そんなに甘いものじゃなくてすごく苦しかった

 

バンドメンバーの仲は最悪で毎日辞めたいと思ってた、ほんとは歌を歌いたかったけど歌わせてもらえなかった

クソつまんないバンドだったなあ

 

17歳の時

鏡花乱舞とMr.girlを組んだ

たくさんの景色を見せてもらった、たくさんの喧嘩と挫折を味わったけど

前のバンドと違くてそれすらも少し楽しかった

ライブハウスにで始めたのもこの頃かなあ、全部が新鮮だったなあ

 

 

 

 

 

 

 

 

19歳、今年でハタチ

私は、もう自分に嘘付きたくないから

自分のやりたいことをやると決めました

 

14歳からずっと見たかった景色はこんなんじゃない

死ぬか生きるかじゃなく

生きて何をやるかを考えさせてくれたヒロトを越えるために私はやってやるんだ

 

まだ言えないけど、

もう性別にも年齢にも甘えたくない

私の歌で勝負する

 

だから見守ってて欲しい、

私がどんな決断をしても黙ってついて来て欲しい、

疲れたからやり直そうと思う

もったいないなんて言わせない

 

私は負けない